疲労の蓄積によりさまざまな身体症状が出るものを「累積疲労」といいます。
放置すると少しずつ症状が進み、うつ病になったり突然死の恐れもある恐ろしい病気です。
累積疲労の初期段階では、眠っても疲れが抜けず、短気になり、 単純なミスや物忘れが増えたりします。
この時点でおかしいと感じても、内科などでは異常が認められないことも多々あるようです。
中期ではどれだけ寝ても居眠りをしたり、おかしな夢を見たりする他、 背中や肩のこり、動悸、耳鳴り、めまいといった身体症状も伴います。
そして末期にはわけもなく涙が止まらない、急に冷や汗が出る、 酔ってもいないのに足どりがフラつく、怖い夢を見るなどの症状に悩まされますが、 心療内科のような専門医でなければ原因が特定されず、 周囲の理解が得られないという苦しい状況に追い込まれるケースもあります。
累積疲労は精神疾患ではなく疲労による身体疾患のため、 疲労回復のための適切な治療で治りますが、バナナ1本でも朝食をとる、 短時間の昼寝などで睡眠不足を防ぐ、仕事にメリハリをつける、 疲労回復効果のあるビタミンなどの栄養素をしっかりと摂るなど、 累積疲労にならない生活を心がけることが重要です。